ライセンス認証の概要
本学が採用するKMS(Key Management Service)ライセンス認証方式は,
- インストール時のプロダクトキーの入力を不要とする代わりに
- 学内ネットワークに接続し,全学的に設置したライセンス認証サーバ(KMSホスト)と定期的なライセンス認証を必要とする
方式です.
ライセンス認証は次のような間隔で行う必要があります.
- 初回のライセンス認証は「30日以内」(猶予期間:OOB)
- 次回以降は「180日以内ごと」(ライセンス期間)
通常,ライセンス認証は自動的に行われるため,利用者が特にライセンス認証に関して操作を行う必要はありません.
本学の運用方針
本学配布以外のインストールパッケージで導入を行った製品のライセンス認証はできません.
教職員が管理する「教職員業務用PC」および「学内教育用PC」以外のPCのライセンス認証はできません.
- 本学ではKMSホストの「自動探索設定」での運用は行いません.
- 個別のPCごとに,KMSホストの「手動設定」を行うことが必要です.
- ただし,本学が配布するインストールパッケージでは,インストール時にKMSホストを自動登録するよう設定されています.
ライセンス認証の手順
本学が配布するインストールパッケージで,ソフトウェアの導入を行った後,下記のような手順でライセンス認証を行うことができます.
Windows OS
- 「アプリ」一覧から「コントロールパネル」を見つけます.
- コントロールパネル上から,「システムとセキュリティ」を選択します.

- 次に「システム」を選択します.

- 「Windowsライセンス認証」でライセンスの状態を確認します.
まだライセンス認証が完了していない場合には,「Windowsライセンス認証の詳細を表示」をクリックします.

- 「ライセンス認証(A)」をクリックします.学内KMSホストとライセンス認証が成功すれば,以上で作業は完了です.

Office(Windows版)
ライセンス認証をGUIから行う方法はありませんが,下記の方法でライセンス認証が成功しているかどうか確認できます.
(WordやExcelなどの場合でも手続きはほぼ同様です)
- PowerPointを起動し,「他のプレゼンテーションを開く」をクリックします.

- 左側のメニューから,「アカウント」を選択します.

- 右側の「製品情報」に現在のライセンス認証の状況が表示されます.

Office(Mac版)
- 現在,Mac版のOfficeについては,Microsoft社からライセンス認証の手段が提供されていません.
- インストール時のプロダクトキーの入力やライセンス認証についても不要です.
- ただし,次期バージョンのOfficeからライセンス認証が必要になることも予想されますので,予めご了承下さい.
KMSホストの自動登録が失敗した場合
通常であれば,本学のインストーラーによってKMSホストが自動設定されるはずですが,
万が一うまく設定されなかった場合には,下記の項目についてPC側の設定を確認して下さい.
- 確認項目1 : PCの時刻(タイムゾーンを含む)の設定
PCの時刻設定について以下を確認して下さい.
- タイムゾーンが「(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京」で設定されている.
- 現在の日時が正しく設定されている.
- 現在の日時または、タイムゾーンが正しく設定されていない場合はご変更下さい.
- 確認項目2 :セキュリティ対策ソフト(ESET シリーズ等)の通信設定 ※使用している場合のみ
セキュリティ対策ソフト(ESET シリーズ等)を使用されている場合は以下の設定を確認して下さい.
- セキュリティ対策ソフトの通信設定(ファイアウォール)にて外向けの通信を制限している場合があります.
制限されている場合は外向けの通信を許可して下さい.
PC側の設定(確認項目1,2)確認後も解消しない場合は,下記の手順でライセンスを有効にして下さい.
方法1:レジストリファイルのインストール(約5分)
必要なファイル
- kms.zip(単なるテキストファイルですので,利用者が内容を確認することができます)
- 上記のZIPファイルをダウンロードします.
- ファイルが大学正規のものか確認した後,ZIPファイルをダブルクリックして展開します.
- ZIPファイルの中に含まれているレジストリファイル(拡張子が.reg)をダブルクリックします.
- 画面が一瞬暗くなり,WindowsのUAC(ユーザアカウント制御)が起動します.
- ここで承認すると,インストールが完了します.
- PCを再起動をし,しばらくするとライセンス認証が完了します.ライセンス認証が成功したかどうか,GUIの画面上からご確認ください.
方法2:コマンドラインでのライセンス認証手順(約10分)
Windows OSの場合
- コマンドプロンプトを管理者権限で実行します。
<Windows 10 の場合>
を右クリックし「コマンドプロンプト(管理者)(A)」をクリックして下さい.

<Windows 8 もしくは 8.1 の場合>
- 「検索」から「コマンドプロンプト」を見つけます.
- コマンドプロンプトを「右クリック」すると,画面の下に「管理者として実行」というのが現れますので,これをクリックして下さい.

<Windows 7 の場合>
- 「スタート」メニューから「すべてのプログラム」->「アクセサリ」->「コマンドプロンプト」を見つけます.
- コマンドプロンプトを「右クリック」すると,画面の下に「管理者として実行」というのが現れますので,これをクリックして下さい.

- KMSホストをPCに登録します.(KMSホストがすでに登録されている場合は,この操作は不要です.)
> slmgr /skms kms.cc.tsukuba.ac.jp:1688
- Windowsのライセンス認証を手動で開始します.
> slmgr /ato
- ライセンス認証が成功しているかどうか,ライセンスの残り期間などは,下記のコマンドで確認できます.
> slmgr /dlv
Office(Windows版)の場合
- コマンドプロンプトを管理者権限で実行します。
<Windows 10 の場合>
を右クリックし「コマンドプロンプト(管理者)(A)」をクリックして下さい.

<Windows 8 もしくは 8.1 の場合>
- 「検索」から「コマンドプロンプト」を見つけます.
- コマンドプロンプトを「右クリック」すると,画面の下に「管理者として実行」というのが現れますので,これをクリックして下さい.

<Windows 7 の場合>
- 「スタート」メニューから「すべてのプログラム」->「アクセサリ」->「コマンドプロンプト」を見つけます.
- コマンドプロンプトを「右クリック」すると,画面の下に「管理者として実行」というのが現れますので,これをクリックして下さい.

- Officeがインストールされているディレクトリに,カレントディレクトリを移動します.
- Office 2016の場合(32 bit OSを使用している場合)
> cd "C:¥Program Files (x86)¥Microsoft Office¥Office16"
- Office 2016の場合(64 bit OSを使用している場合)
> cd "C:¥Program Files¥Microsoft Office¥Office16"
- Office 2013の場合(32 bit OSを使用している場合)
> cd "C:¥Program Files¥Microsoft Office¥Office15"
- Office 2013の場合(64 bit OSを使用している場合)
> cd "C:¥Program Files (x86)¥Microsoft Office¥Office15"
- Office 2013の64 bit版(非標準)の場合(64 bit OSを使用している場合)
> cd "C:¥Program Files¥Microsoft Office¥Office15"
- Office 2010の場合(32 bit OSを使用している場合)
> cd "C:¥Program Files¥Microsoft Office¥Office14"
- Office 2010の場合(64 bit OSを使用している場合)
> cd "C:¥Program Files (x86)¥Microsoft Office¥Office14"
- KMSホストをPCに登録します.
> cscript ospp.vbs /sethst:kms.cc.tsukuba.ac.jp
> cscript ospp.vbs /setprt:1688
- Officeのライセンス認証を手動で開始します.
> cscript ospp.vbs /act
- ライセンス認証が成功しているかどうかは,下記のコマンドで確認できます.
> cscript ospp.vbs /dstatus
本学のKMSホスト,ライセンス認証を許可する学内ネットワーク
本学で運用しているKMSホストは下記の通りです.
- kms.cc.tsukuba.ac.jp
- 1688番(TCP)
現在,学内ネットワークのうち,下記からのライセンス認証を許可しています.
(ライセンス遵守状況等に応じて,今後,変更になることがあります)
| 許可 | 不許可 |
| システム名 | 基幹ネットワーク | 学生宿舎ネットワークシステム |
|---|
| 全学情報コンセントネットワークシステム |
| 学内無線LANシステム |
| VPN接続システム |
本学では,不正ライセンス認証防止のため,ライセンス認証を行った時刻,PCのIPアドレス,PCの名前,端末固有IDなどの情報の記録を行っています.予めご了承下さい.
以前締結してたライセンスからの移行手続き
2012年度まで締結していた下記のライセンスについては,
- 情報学群 Open Value Subscription(旧Campus Agreement)
- システム情報工学研究科 School Agreement
Microsoft社が公開しているKMSクライアントセットアップキーを入力し,本学が提供するレジストリファイルをインストールすることで,ライセンスを移行させることができます.
- Windows OSの場合(管理者権限が必要)
> slmgr /ipk [KMSクライアント・セットアップキー]
- Officeの場合(管理者権限が必要)
> ospp /inpkey:[KMSクライアント・セットアップキー]
各種KMSクライアントセットアップキー
ライセンス認証 FAQ